決定的な証拠になる?浮気調査で得た盗撮、盗聴

決定的な証拠になる?浮気調査で得た盗撮、盗聴

2022年1月17日 0 投稿者: admin

盗撮や盗聴は証拠になる?

浮気調査における盗聴や盗撮は、証拠になる可能性があります。もちろん、非合法なことを行ってしまうと証拠に採用されない可能性もありますが、法律の範囲内で行えば裁判でも利用できる証拠になりえます。現実的にも、探偵が集めたカメラの写真が裁判で採用されて有利な証拠になったケースも存在します。そもそも、探偵は全くの違法状態で活動をしているというわけではありません。一般人と比較して合法的な権限を有しており、それを利用することによって正当に調査を行っています。この探偵の法律的な規定を設けた法律を、探偵業法といいます。探偵と一般人が大きく違うのは、この法律的な規定によって守られているかどうかです。そのため、一般的に見て盗聴や盗撮にみえるものであっても、それが調査の範囲内であると認められれば十分に証拠になる可能性は存在します。

違法と合法の違い

探偵における浮気調査の違法と合法の境目は、それが調査の範囲内かどうかに依存します。例えば、警察には相手を強制的に捜査する権限があります。相手を捜査する場合、その人権はある程度は制限されます。犯罪を起こした可能性がある人物を逃がすわけにはいきませんので、加害者側の人権をある程度は抑えて、捜査の正当性を主張できるようにしています。しかし、探偵にはこういった強制的な権限はありません。あくまでも、相手の人権を尊重した状態で行う調査に限られている現状です。言い換えると、探偵が警察のような強制的な捜査で証拠を集めてしまうと、違法になってしまいます。浮気調査の場合も、相手がそれを行っていると断定できるような状態であっても、あくまでも合法的な調査の範囲内で証拠を集める必要があります。捜査と調査は全く違うため、これが違法と合法の境目になっています。