決定的な証拠になる？浮気調査で得た写真、音声データ

写真や音声データは証拠になる？

探偵の集めた写真や音声データは、違法な状態でなければ証拠になりえます。元々、探偵は法律的な根拠をもとに活動している存在です。これは、調査を行うことができない一般人とは大きく違います。例えば、一般人が浮気調査という名目で相手を意図的に付け回した場合、犯罪行為に該当する可能性があります。浮気を行っている人物であっても、法律的には人権を有していますのでそれを侵害する行為は認められないからです。一方で、探偵は探偵業法という法律で調査の権限を一定の範囲内で認められています。浮気調査を調べるために聞き込みが必要な場合はそれを行うことができますし、浮気現場を撮影するために必要であるのならばその写真を撮影することも可能です。合法的な範囲内で活動することができますので、それを根拠に収集したデータは証拠になりえます。

裁判で有利な証拠になる条件

探偵の証拠を裁判所に採用してもらうためには、その調査が合法的に行われたものであるかどうかが最も重要になります。そもそも、裁判では違法な根拠をもとに収集されたデータは、証拠として扱ってもらえないからです。裁判所は、法律的な客観性を非常に大切にしていますので、それがたとえ真実に近いものであっても違法な状態で収集した時には採用しません。例えば、浮気調査を行ったうえで本当に浮気をしているという現実が写真で撮影できたとしても、それが法律に違反していれば証拠にはならないことになります。この場合、本当に相手が浮気をしていても裁判上では証拠不十分で負けてしまいます。幸い、探偵が合法的に集めた証拠については裁判でも認められます。優良な探偵ならば、裁判に必要な形で報告書をまとめてくれますので任せておけば安心です。