メールやLINEは証拠になる?

メールやLINEは証拠になる?

2020年12月3日 0 投稿者: admin

メールやLINEは証拠になる?

パートナーのスマートフォンを見たときに、怪しいメールやLINEなどを見つけて、もしかして浮気をしているのではないかと疑いを持つ人は多く見られます。このようなメールやLINEがあれば証拠になり、万が一離婚で裁判になるとなった場合に、有力な証拠になるのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし結論から言うと、このようなメールやLINEだけでは、パートナーが不貞行為を行ったということを証明することができません。確かに近年の裁判では、メールやLINEなどの履歴が提出されることも多く見られますが、内容は弱いケースもあり、慰謝料を請求できなかったり、請求することができても、その金額が減ってしまう可能性もあります。浮気調査で得たメール、LINEなども証拠の一つにはなりますが、そのほかにもしっかりと有利な証拠になる条件をそろえておくことが求められます。

裁判で有利な証拠になる条件

裁判で有利な証拠になる条件は、不貞行為が証明できる写真や動画、自白の音声、捺印の入った署名などを組み合わせる必要があります。その中でも一番有効な証拠の事例となるものが、不貞行為があったという証明となる写真や動画と言えます。パートナーと浮気相手の二人の顔がはっきりとうつっている写真や動画です。このような場所では、二人の顔が鮮明にはっきりとうつっていることが一つの条件となるでしょう。これは強い証拠ということができます。そして自白の音声に関しては、ICレコーダーで録音した場合には、加工ができてしまうため証拠とは認められないケースもあります。そこで使用したいものが加工のできないテープレコーダーです。さらには不貞行為をしたことを認めた浮気相手やパートナーの捺印入りの署名も証拠として認められることでしょう。不貞行為を行なった期間や回数、場所などをしっかりと明記しておくことが求められます。