「探偵業法」による浮気調査への影響とは

「探偵業法」による浮気調査への影響とは

2020年12月10日 0 投稿者: admin

「探偵業法」とは

探偵業法とは、探偵が円滑に調査を行うために用意されている法律です。例えば、一般人が相手の素行を調査するためにあとを付けたりすると、ストーカー規制法などの対象になってしまう可能性があるためトラブルに巻き込まれる可能性があります。浮気調査の場合は、本当に浮気をしているかどうかをチェックするためにカメラで撮影などを行わなくてはいけませんが、一般的な観点から考えるとこういった方法も盗撮に含まれてしまう可能性があるため問題になる可能性を否定できません。こういった、一般的には問題になる可能性があるものを法律的な観点から許容しているのが、探偵業法と呼ばれるものです。探偵が、円滑に相手を調査できるように規定しているものであるため、この法律に規定されている範囲内であるのならば探偵は合法的に相手を調査できる権限があります。

利用者も知っておくべき

探偵を利用しようと考えている人にとっても、探偵業法は不可欠なものです。探偵業法は、あくまでも探偵の権限をまとめたものであるため、一般人がそれを行うことができるものではありません。例えば、情報提供を行うために浮気相手の情報を詳細に収集することもあります。しかし、こういったことを行って相手にバレてしまうと、逆にその浮気相手から訴えられてしまう可能性も存在します。これは、探偵以外の一般人には相手を調査する権限が存在しないからです。浮気相手とはいえども、プライバシーの権利は存在しますのでそれを害するような行為は法律的にはできません。協力するという名目で行動しても、その行動は法律的にはアウトになってしまう可能性が存在します。ですから、探偵を利用する人は必要最低限のこと以外は浮気調査を全て任せた方が得策です。